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大和のよもやま話~“変遷”~

皆さんこんにちは

株式会社大和の更新担当の中西です。

 

~“変遷”~

 

1|古代〜中世:刀鍛冶・農具鍛冶の時代 ⚔️

  • 古代から中世にかけて、鍛冶職人は武器・刀剣や**農具(鎌・鋤・鍬)**を製作する存在でした。

  • 「たたら製鉄」に代表される製鉄技術とともに、日本独自の鍛冶文化が発展。

  • 農村や城下町には鍛冶屋が欠かせず、生活と防衛を支える重要な役割を担いました。
    ➡️ 鍛冶工事の原点は「生活基盤と武の支え」としての鍛冶でした。


2|近世(江戸時代):町鍛冶・専門鍛冶の分業化 🏯

  • 江戸時代には平和が続き、刀鍛冶から日用品鍛冶へ役割がシフト。

  • 釘鍛冶・大工道具鍛冶・農具鍛冶など、用途別に専門化が進む。

  • 鉄の需要拡大により、橋や城郭建築に関わる鍛冶も増え、建築と鍛冶が結びついていきました。
    ➡️ 鍛冶工事業は「町のインフラ」を支える存在へ。


3|明治〜大正:近代化と建築鉄骨工事の始まり 🏭

  • 近代化に伴い、西洋建築や鉄橋が導入され、鉄骨工事の需要が急増。

  • 蒸気機関・鉄道の発展により、機械鍛冶や造船鍛冶も成長。

  • 鍛冶職人は工場や建設現場に組み込まれ、近代的な産業労働者として位置づけられるようになりました。
    ➡️ 「伝統の鍛冶」から「産業鍛冶」への転換期。


4|昭和(戦後〜高度経済成長期):鉄骨・溶接の時代 ⚙️

  • 戦後復興と高度経済成長により、ビル・橋梁・工場建設ラッシュ。

  • 鍛冶工事業は鉄骨建方・溶接・鉄筋加工へシフトし、建設業と一体化。

  • 現場鍛冶は「溶断・溶接・組立」のスペシャリストとして重宝されました。

  • 同時に、安全管理・品質管理の仕組みも整備され、技能資格制度が導入。
    ➡️ 鍛冶は「現場鉄骨工事の主役」として確立。


5|平成(1990〜2010年代):多様化と熟練技能の継承 📉

  • バブル崩壊後、建設需要は減少。鍛冶工事業は厳しい環境に直面。

  • 一方で、橋梁補修・耐震補強などのメンテナンス需要が拡大。

  • 技術者不足が深刻化し、技能継承・若手育成が課題に。

  • CADやCNC機械加工が進み、工場プレファブ化と現場施工の分業が加速。
    ➡️ 鍛冶は「守る仕事」「機械と共存する仕事」へと変わった時代。


6|現代(2020年代〜):高度化・スマート化・グローバル化 🌍

  • インフラ老朽化対策や再開発で、鍛冶工事の需要は再び高まっている。

  • 溶接ロボット・3Dプリンター・AI設計など最新技術が導入され、現場もスマート化。

  • 海外労働者や技能実習生が鍛冶現場を支える存在に。

  • 環境対応として、リサイクル鉄材の利用や省エネ施工も注目されている。
    ➡️ 鍛冶工事業は「伝統技術+最新テクノロジー」の融合産業へ。


まとめ ✨

鍛冶工事業は、

  • 古代:刀剣・農具の製作

  • 江戸:町鍛冶の分業化

  • 明治:近代化と鉄骨需要

  • 昭和:鉄骨建設と溶接技術の発展

  • 平成:メンテナンス需要と技能継承課題

  • 現代:スマート化・グローバル化

という流れで進化してきました。

鍛冶職人は、時代ごとに武器づくりの匠 → 生活道具の支え → 鉄骨建築の担い手 → インフラ維持の守り手へと役割を変えながら、常に社会を下支えしてきた存在です。今後も、熟練技能と新技術を融合し、未来の都市と産業を形づくっていくでしょう。 🔨🏙️✨